中小企業向けクラウドERP「キャムマックス」で輸入仕入業務を効率化!
#各論#ERP#輸入仕入#多言語#多通貨今回は当社のクラウドERP「キャムマックス」がいかに痒い所に手が届くERPかをアピールする回にしたいと思います!ずばり、テーマは「輸入仕入」です。商品を海外メーカーから仕入れたり、海外工場に生産委託をして仕入れたりといった輸入仕入を行う中小企業様が多くいらっしゃいます。輸入仕入を行うことで国内よりも低コストで調達・生産することができる一方、業務が煩雑になりがちで取引データの正確性を担保することが難しいといった側面もあります。「キャムマックス」には輸入仕入業務を効率よくおこなうための便利な機能がありますので、その一部を皆様にご紹介させていただきます。
輸入仕入の問題点とは?
輸入仕入の際たる問題は、何と言っても他(多)言語/他(多)通貨の処理に起因する業務の煩雑性にあります。当社ではこれまでに「発注と仕入を外貨ベースで処理したい」「変動する入荷予定日をしっかり管理したい」「輸入諸掛を商品原価に反映して在庫金額や粗利を正確に計算・管理したい」といったご要望を多くのお客様から伺ってきました。輸入仕入のボリュームが少ない内は、業務に精通している担当者がExcelやスプレッドシート等で管理し、上述の対応ができるかもしれませんが、取引が増加するにつれて属人的な管理ではいずれ限界がくるでしょう。
輸入仕入の問題点を解決する便利な機能
当社のクラウドERP「キャムマックス」では、輸入仕入業務における便利な機能が標準装備されていますので、いくつかピックアップして画面キャプチャとともにご紹介します。発注処理と仕入処理を外貨で入力することが可能で、通貨ごとにマスタ設定した為替レートがデフォルト表示され、入力した外貨に対し自動で円換算した金額を画面表示することができます。
仕入先マスタで通貨区分を選択する
為替レートマスタで為替レートを設定する
為替レートと円換算された金額がデフォルト表示される
なお、発注処理と仕入処理の単価と金額の小数点以下桁数は通貨ごとにマスタ設定することが可能です。
発注と仕入のデータ閲覧機能では外貨と円の両方の金額を画面表示しています。また、仕入処理でデフォルト表示する為替レートは発注時または仕入時で選択することができ上書きも可能で、入庫される在庫の単価は円換算した単価を設定するため在庫金額は円で管理することができます。
その他、仕入処理したコンテナNoを選択して輸入諸掛を指定することにより、コンテナ内の仕入商品に輸入諸掛が案分され、これにより在庫の入庫単価が「仕入単価+輸入諸掛」で処理され在庫金額と粗利計算に反映される、といった機能もあります。
まとめ
簡単ではございますが、以上が当社クラウドERP「キャムマックス」の輸入仕入に関する機能の一部でございます。
今回ご紹介した輸入仕入に限らず、現場の業務や経営の管理・運用に関する皆様のお困り事を解決する機能や、「こんな機能があったらいいのに!」という要望にお応えすべく、日々機能の追加開発を進めております。また、外部システムとの連携(API連携)のパートナー先もこれからどんどん増やしていく方針です。こうしたニュースは下記にて随時リリースしていきますので、チェックいただけますと幸いです。
この記事を書いた人
下川 貴一朗
証券会社、外資・内資系コンサルティングファーム、プライベート・エクイティ・ファンドを経て、2020年10月より取締役CFOとして参画。 マーケティング・営業活動強化のため新たにマーケティング部門を設立し、自ら責任者として精力的に活動している。